千葉フォルニア

アメリカのカリフォルニア州には数多くの美しいビーチが存在し、日本人にも大変人気の観光エリアとなっています。特に西海岸沿いには、映画さながらの広い道路に綺麗な海、青い空と立ち並ぶヤシの木、これらはどこを切り取っても画になります。そんな憧れのカリフォルニアの雰囲気を実は日本でも味わうことが出来るんです！
それは千葉県袖ケ浦市にある、その名も「千葉フォルニア」というエリアです。「千葉」と「カリフォルニア」が合体して千葉フォルニアです。

東京湾アクアライン木更津金田インターチェンジから10分程度海沿いに向かっていった先に、袖ケ浦海浜公園へと続く1㎞ちょっとの市道が千葉フォルニアです。青い海と青い空、立ち並ぶヤシの木はまさにカリフォルニアを彷彿とさせ、南国気分を味わいながら愛車で風を切って走るのはツーリング好きには堪りません。また、背景が画になることから人気のインスタ映えスポットとなっています。アクアラインを通れば都心からのアクセスが良好なのも魅力的です。そのため、休日は県外からも多くの車やバイクのツーリング客で賑わっています。

千葉フォルニアの駐車禁止場所

1km以上続く千葉フォルニアで海とヤシの木を背景に愛車と映える写真を撮りたい！と考えて訪れる人が多いのではないでしょうか。しかし、インスタ映えを意識するが故に、道路を塞ぐような形での路上駐車や、中央分離帯を横断して歩行する人など一部の観光客による迷惑行為が後をたたないようです。中には道路に寝そべって写真を撮る人もいるようで、道路交通法違反に該当してしまうケースもあるほどです。

千葉フォルニアの近くには工場がずらりと並んでいるため、運送用のトラックも多く走っていることから、迷惑行為が仕事の妨げになる可能性も十分考えなくてはなりません。それらの問題から、市の職員はヤシの木の伐採も検討したそうですが、「駐車禁止」の垂れ幕がヤシの木の幹に巻かれ、結局は映えるスポットの景観を損ねてしまう本末転倒の事態となってしまいました。せっかくの映えスポットがこのような違う形で注目されてしまうのは寂しいですよね。袖ケ浦海浜公園には正規の駐車場が併設されているので、そちらに車やバイクを停めて、安全に撮影することは問題ないでしょう。
　一人ひとりがマナーや道路交通法を守った上で安全に訪れることで、魅力ある千葉フォルニアに再スポットが当たってほしいものです。

千葉フォルニアでランチ

愛車とともに千葉フォルニアで南国気分を味わった後は、お待ちかねのランチタイムです。千葉フォルニアでアメリカを旅行している気分をランチまで味わいたい！そんな方にオススメなのが、千葉フォルニアから車でおよそ8分に位置する「

　一方、せっかく千葉の海沿いに来たんだから海鮮を食べたい！という方にオススメなのが、千葉フォルニアからこちらも8分程にある「木更津KiSARA」です。ここで頂ける海鮮物は木更津港直送の新鮮なネタで、メニューも豊富です。海鮮丼は食べても食べてもご飯が見えないほどたくさんのお刺身が乗っており、ボリューム満点です。

どちらのお店も三井アウトレットパーク木更津から道路を隔てて向かいに位置しているため、土日のランチタイムは混雑が予想されます。少し時間をずらすか、平日のランチタイムに訪れるのが良いでしょう。

千葉フォルニアのハンバーガー

　ファーストフードの代表格といえば「ハンバーガー」を挙げる方が多いと思います。千葉フォルニアでアメリカ気分に浸り、ランチにハンバーガーをいただくという流れもオススメです。まず紹介したいのが、千葉フォルニアから車・バイクで17分ほどに位置する「Addiction」というハンバーガー店です。バンズがもちもちで、とれけるチーズと肉汁が溢れるチーズバーガーが特にオススメです。店内はBarのような雰囲気で、こちらもまたインスタ映え間違いなしです。

　もう一つは、千葉フォルニアから車・バイクで7分程に位置するクアアイナ三井アウトレットパーク木更津店です。現在は全国各地に展開しているハワイアングルメバーガーレエストランですが、アウトレット内にあるため、買い物ついでに立ち寄ることができます。アメリカサイズのボリュームで、ハンバーグが肉肉しく、チーズが大変濃厚です。個人的にはトリプルチーズベーコンバーガーがオススメです。

　千葉フォルニアの後はハンバーガーでアメリカ気分を続けて楽しむプラン、いかがでしょうか。

千葉フォルニアでデート

千葉フォルニア周辺には多くの見どころがあるので、デートに最適なんです！たくさんのスポットの中からオススメのデートコースをご紹介します。

都内からアクアラインを通って千葉フォルニアへ向かう場合は、まず立ち寄りたいのが「海ほたる」です。まずはなんと言っても最大の魅力はその絶景です。特に天気が良い日には青い空と海が一層に映えます。そして海ほたる内には海鮮丼をいただけるお店や、お土産などのショップ、ゲームセンターなども併設されているため、一日居ても飽きないほどです。

　その後は袖ケ浦市に入り、ハイライトである「千葉フォルニア」でアメリカ・カリフォルニア気分を満喫しましょう。リゾートに来ている雰囲気を味わうことができるはずです。

　千葉フォルニアで映える写真がたくさん撮れたら、そこから7分程のところに「三井アウトレットパーク木更津」があります。こちらで思う存分買い物を楽しむのはいかがでしょうか。さきほど紹介したハンバーガー店もあり、腹ごしらえをするにも十分です。そして、アウトレットの隣に「木更津かんらんしゃパーク　キサラピア」という遊園地があります。観覧車はもちろん、特にオススメなのが「４Dキング」というアトラクションです。360°張り巡らされたスクリーンから飛び出すような演出や、振動・風など五感で体験できるシアターとなっており、デートには最適です。

　個人的には帰りに海ほたるで夜景を楽しむのもロマンチックでありです。ぜひコースに組み込んでみてはいかがでしょうか。

千葉フォルニアの夕日

https://twitter.com/nobu_snovv/status/1212757558005383175

千葉フォルニアといえば青い空と海、ヤシの木をバックに愛車を走らせるイメージが強く、朝から日中にかけて訪れるのがベスト！と思う方が多いかもしれません。もちろん昼間の明るい時間帯はインスタ映えしますが、実は千葉フォルニアは夕方がまたオススメなんです！海沿いにはヤシの木以外に高い建物や植物がなく遮るものがないので、サンセットをハッキリと見ることができます。日没を迎える頃、千葉フォルニアからは東京湾とそこを横断するアクアライン、そして天候に恵まれると富士山がクッキリと姿を現します。カルフォルニアの雰囲気を味わったかと思うと、そこに日本のシンボルである富士山が姿を見せ、ここは日本だったんだと再認識させてくれます。

太陽が地平線に向かって沈んでいく際に、東京湾に反射して一本の太陽の線が映し出されます。その夕日が地平線に沈んでいく様は絶景そのもので、時を忘れて思わず息を飲んでしまいます。小さな日常の悩みなどを吹き飛ばしてくれるでしょう。日中に負けず劣らずのインスタ映え間違いなしで、このサンセットだけを見に訪れる人もいるほどです。

日中に一度訪れて、近隣のスポットで楽しんだ後に再度夕方に千葉フォルニアを訪れると二回違った表情を楽しむことができるかもしれません。

千葉フォルニアの夜

千葉フォルニアの日中、そして夕方の美しさやインスタ映えする魅力は先程十分にお伝えしてきました。しかし、さらにオススメがあるんです！それは夜の千葉フォルニアです。夜もまた日中や夕方と全く違った魅力を持ち合わせているのです。

海沿いから望めた東京湾やアクアライン、そしてヤシの木などは太陽光がないので影を潜め、線状の夜景が望める程度です。実は夜のオススメは海沿いとは反対側の袖ケ浦市内側にあるんです！海沿いの反対側には工場が多く立ち並んでいます。夜になると暗くなった千葉フォルニア周辺を照らすかのように工場の光がライトアップしてくれます。

ここ近年は、全国各地で「工場夜景」が観光資源として注目されています。千葉県では、千葉みなと周辺でクルーズ船での工場夜景観光が人気ですが、この千葉フォルニアでも工場夜景の絶景を見ることができるんです。千葉フォルニアを通った先にある袖ケ浦海浜公園には、東京湾や袖ケ浦市内を一望できる高さ25mほどの展望台があります。そこから東京湾側の少し控えめな夜景だけでなく、袖ケ浦市内側の工場夜景も堪能することをオススメします。落ち着いた感じの夜景をゆっくり楽しむことができるスポットとなっています。

千葉フォルニアに浮かぶ海ほたる

　都心部から千葉フォルニアに向かう場合は、都心部と千葉県房総半島を結ぶ東京湾アクアラインを通っていくことが多いと思います。その中間にポツリと浮かぶパーキングエリアが「海ほたる」です。2019年に大幅にリニューアルされ、現在1～3階が駐車場、4~5階が商業施設という構造になっています。

海ほたるの最大に魅力といえば、そのロケーションでしょう。5階にある展望デッキでは360°見渡せる構造となっており、見渡す限り東京湾を望むことができます。天候が良ければ富士山やスカイツリーも見ることができます。先述のとおり、日中の美しさだけでなく、夕方のロケーションや夜の夜景スポットとしても人気で、海ほたるだけを見に観光に訪れる人もいるほどです。海ほたる内にあるアクアラインシアターでは臨場感あふれる映像や、海ほたるの誕生について学ぶことができオススメです。また、お寿司から海鮮丼、洋食などお食事処も非常に充実しているので、千葉フォルニアを訪れる前後に立ち寄るのもありかもしれません。

所在地：〒299-0268 千葉県袖ケ浦市南袖３３